休息の意味

土 旧暦 閏5月26日 赤口 甲子 九紫火星 Fredrik, Fritz V29 22075日目

再会した同居人は、足の動きにまだ不自由があり、まだしばらくは仕事に出られないものの、補助器具を要せずに歩行も出来て、頭の傷もさほど目立たず、見た目にはよく回復した。ありがたい。病院で貸し出してくれた歩行補助器具と松葉杖を頼りに生活した数週間を想像すると、ひとりでよくがんばったと思う。同居人は昨日僕が帰って来てほっとしたか、僕は僕で家に戻ってほっとして、それで今日は二人とも何もせずに過ごした。いや、買い物だけに行った。こういう日は目の前にあらわれる色々な些事をいちいち気にせずに、どうでもいいやと思ったりする。調子の良い時には「なせばなる」とか、勇ましい言葉を思うこともあるが、それを思うことさえ許される時と許されない時がある。今は個人の時代であるが、共同生活をすることの意味、助け合いの意味を改めて考えたりする。