先輩と会う

土 旧暦8月21日 仏滅 癸亥 七赤金星 Elise Lisa V38 21774日目

一緒に来ていたスウェーデン人が今日帰った。台風は遥か東の海上に去っている。見送ることもあるまいと思い、昨夜の夕食の後で、しばしの別れの挨拶を済ませておいた。早めにホテルをチェックアウトして、ひとり東京行きの電車に乗った。新しい車両には壁際の足元にコンセントが並んでいる。移動中、電池切れを心配することなく電子計算機に向かうことが出来て、あれは良いと思う。しかし、無性に眠かったものだから、東京まで良く寝てしまった。アパートに戻って一段落してから、新宿へ出て、ある先輩に何十年ぶりかでお会いした。長く会わなかったのにまるで昨日も会ったような気楽さがあって、話していて楽しかった。その話した内容をそのままブログに書けば、また同じだけの時間が要る。一部だけ書く。最近は日本で外国人を良く見かけるが、人に道を尋ねたいと思う時、相手が外国人であると、聞いても無駄だと思ってしまうのではないか。向こうに暮らしていると、外国人である僕が道を尋ねられることがよくある、という話。「運が良いとか悪いとか人は時々口にするけど」という歌の文句があるけれど、人の一生というスパンで見れば、誰にも似たような幸運と似たような不運が同じ分だけ待ち受けているのではないかという話。そんなことを話しながら、沖縄の台所とかいうお店で夕食を食べて別れた。このように人に会う機会に恵まれるのもブログの功徳であることか。