北京の街角

火 旧暦8月10日 大安 壬子 九紫火星 Anita Annette V37 21763日目

来て見れば、北京という町はそれほど違和感のある町でもない。来るまでは、もし対日感情の悪い町であればちょっと嫌かなと思っていたが、到着直後の印象ではさほど悪い感じを受けなかった。何も愛想良くして欲しいとまでは思わないが、普通であれば有難いものである。どこの国にだって良い人間も悪い人間も混ざっているのが普通の姿である。オリンピックの直後であるせいもあるだろうが、空港でもここは安全な町であるという印象を受けた。地下鉄にも乗ったが、混雑していることを除けば、特に言うことは無い。1区間の運賃が2元というのもえらく安いと思った。ちなみに、スウェーデンに暮らしている人間にとって中国のお金の単位は換算しやすい。1クローネがおよそ1元であると思えば良いからである。ストックホルムの地下鉄は20クローネであったような気がするし、東京の地下鉄は160円(約10クローネ)であることを思えばえらく安い。聞いた話では、北京という町も大変な勢いで変貌しているそうである。もしまた来る事があればまた違った印象を持つかもしれない。今日は雨になったが、見上げるような高層ビルが煙るように林立していた。