大相撲名古屋場所の行方

水 旧暦6月21日 友引 甲子 三碧木星 Emma V30 21714日目

大相撲名古屋場所はまだ11日目であるのに、既に横綱白鵬の優勝は目前にある。全勝の横綱に続くのは、3敗を喫した琴欧洲琴光喜千代大海の3大関と平幕の豊響の4人である。こんなに早く大勢が決まってしまってはこの先あまり面白くない。これも朝青龍の休場の影響によるものか。昨年、相撲界にスキャンダルがあり、相撲取りになりたがる若者はますます少なくなったかもしれない。するとますます海外勢が強くなる。僕の小学生時代は、学校で、10分間の休憩時間でも同級生と相撲を取って遊んだ。ズボンのベルトが褌の代わりである。寒い冬の日でも相撲で暖かくなったものだ。相撲は見るだけのものではなく参加するものであった。今はもうああいう光景も学校では見られないのだろう。その挙句に、「誰でも良かった」とか言って、いきなり人を切りつける剣呑な人間が出て来る。おかしな時代である。