梅干のタネ割り器

2008-07-10

木 旧暦6月8日 先勝 辛亥 七赤金星 上弦13:35JST Andrè Andrea V28 21702日目

旅行に携行する必需品のリストを作成しようと思うがなかなかできない。旅行に持って行くべき物を普段からリストアップしておけば、急に外国に旅行する事になった時でも、15分で準備が整うのではないか、という気がする。今回の出張では荷物の準備をするのに2時間以上かかった。さて、この携行品リストの中で、必需品でありながらやや異色であるのは梅干のタネ割り器である。家にあればペンチのような工具でタネを割ることも出来るが、旅にしあれば、梅干のタネを割るのは容易ではない。自分の歯もさほど丈夫ではない。それでいつであったか東急ハンズの台所用品売り場で軽量の梅干のタネ割り器を買った。爾来、座右の必需品となった。ちなみにアマゾンのホームキッチン生活雑貨で「梅干のタネ割り器」を検索してもそのような商品は出てこない。東急ハンズでおそるおそる「梅干のタネ割り器」はどこにありますかと訊ねたら、こちらでございます。と、店員は迷わずに案内してくれた。クルミ割りは重過ぎるので、梅干のタネ割り器と共用することはできない。ここでなぜ、梅干のタネを割る必要があるのかという、野暮な、しかしよくある質問に対して説明を加えれば、ごみのエミッションゼロを目指す僕としては、梅干のタネの中にまだ食べられる部分が残っている、それを捨ててしまうのが嫌なのである。今では旅の必需品である。