横山大観

日 旧暦1月18日 赤口 甲午 一白水星 Mattias, Mats 3 i fastan V08 21565日目

六本木の東京ミッドタウンの近くに新国立美術館があって、そこで横山大観没後50年展をやっていたので見に行った。僕には初めての美術館である。自分の習性から推して、日曜日の朝10時といえば、皆まだ寝ている時間であるなと思い、そのような時間帯に行けば、美術館もきっと閑散としているであろうと目論んで、開館直後に入場したのであるが、行くと既に人の山であった。それで、結局簡単にまわった。昔の日本の自然の風景が長い絵巻物のように延々と幻想的に描写されている。「屈原」などの、中国の古いお話からとられた絵も何枚かあった。僕が一番惹かれた絵は「秋色」で、その左側にいる2頭の鹿を描いたところは有名である。意外と出品点数が少ないような気もした、というか、見たいものだと思っていた絵は展示されていなかった。美術館を出ると突風が激しく吹いて、JRの各線で運転をとりやめているらしいことを知った。