機内の夜明け

水 旧暦1月14日 友引 庚寅 六白金星 Vivianne V08 21561日目

機内ではあまり眠ることが出来なかった。シベリヤ上空で朝を迎え、日本に差しかかった時は既に陽が高かった。窓のひさしを明けて久しぶりに詠んだ俳句

雲の面を 春日ひとつが 動きけり

東京に着くと暖かであった。長時間起きていてもそれほど辛くないのは、何時間連続で起きていられるかということよりも、日の光と自分との角度がどうなっているのかが体にとって大事であるからであろうと思う。人間の体内時計は生れた場所によって刷り込まれているのではないかと思うことがある。日本にいる時の方が壁の時計と体内時計との相性が良いような気がするからである。