ケータイ小説

2008-02-19

火 旧暦1月13日 先勝 己丑 五黄土星 雨水 Gabriella, Ella V08 21560日目

同居人は今日は午後からの仕事であるということで、朝、僕を駅まで送ってくれた。空港までは電車で行った。ヘルシンキで乗り換えて東京行きの飛行機に乗った。隣にはどこかのプロフェッサーらしい人が乗って、時々僕が遠慮がちに咳き込むことがあってもあまり嫌な顔はされなくて助かった。普段は機内でイヤホンを使うことはないのであるが、今回は手持ちのノイズキャンセリングヘッドフォンをつけて騒音を抑える効果を試してみた。ついでに音源をつないで映画を見た。 Closed Note という題の映画をやっていた。良い映画であると思った。後で調べたら、主演女優を沢尻エリカといい、日記の作者の女優を竹内結子というそうで、原作はケータイ小説で人気の高い作品であったことが分かった。ケータイ小説といわれれば最初から見聞する気はしなかったろうが、そういう先入観念を持たずに見た結果、僕らの年代のものが見ても内容に共通項のある作品であり、そのことが意外であった。世代間の断絶の原因は、日進月歩のハイテク機器に対する感じ方の違いや、高齢者がある先入観念を持ってしまうことによる場合もあるかもしれない。