パキスタンの変

日 旧暦11月21日 先勝 戊戌 八白土星 Abel, Set Söndagen e. jul V52 21509日目 3.4℃

3日前にパキスタンの元首相 Benazir Bhutto が暗殺されて、そのニュースは日本だけでなく、スウェーデンでも大きく取り上げられた。スウェーデン在住のパキスタン人がストックホルムの郊外に集まって弔意を表した。「あれほど国民から支持された指導者は今後再び現れることは無いのではないか」とコメントする人もあった。女性らしいきめの細かい配慮が政策に現れていたのかもしれない。年末も押し迫った時にパキスタンに大きな変があった。民主化を進めようとする指導者が犠牲になるのは残念なことである。しかし、真に偉大な指導者は死後もなお影響を与え続けるかもしれない。パキスタンはこれから先、どのように進んでいくのであろうか。もしも自分があのような国に生れていたら自分は何をすれば良いのだろうか。自問してみても答えは容易に出てこない。平和な時代の日本に生れたことの幸運を思う。パキスタンではさしあたって予定されている1月8日の選挙がどうなるのか、危ぶまれている。