在宅勤務の是非

月 旧暦9月5日 先勝 壬午 六白金星 Hedvig, Hillevi V42 21433日目 9.0℃

NECが今日、手のひらサイズのシン・クライアント端末「US110」を発表した、とニュースにある。在宅勤務を想定し、通信を利用して家から会社のLANに接続できる機械であるらしい。セキュリティを重視する会社では導入に二の足を踏むかもしれない。が、それより気になるのは家に仕事を持ち込むことが良いことかどうかという問題である。実は僕も既に家で仕事ができる通信環境を持っている。体がつらい日は「今日は家で仕事をします」ということもできる。そういう日には便利であるが、普通の日は家に帰るともう何にもする気がしなくなる。休日も家にいると、会社のメールをチェックするさえ億劫である。朝がつらくても家を出れば何とか頑張る事ができることもある。どうして家というところはこんなにも自分を堕落させるのであろうかと、恨めしくなるくらいである。月曜日の朝に会社で重要な電子メールを読んで、どうして週末のうちに家で読んで置かなかったかと思うのもいやである。いかに頻繁に電子メールをチェックするかが現代人のひとつのエチケットになっている。たとえ在宅勤務が一般化しても僕はまじめに、遅れず、休まず、会社に出る人間でありたい。ホントのことを言うと、会社で家の事(自分の事)はできるが、家で会社の事はできないからである。公私混同の悪い人。この秘められた日記だって、今日は会社で書いている。