2025-05-30 (金)(令和7年乙巳)<旧暦 5 月 4日>(友引 己亥 三碧木星) Vera Veronika 第 22 週 第 27871 日
ビオラの赤井奈々子さんが、わが町の教会 S:t Nicolai kyrka に来て演奏することを知ったのは当日の今日になってからである。それで、急遽予定をやりくりして、いやもともと予定などなかったのだが、ともかくも夕方には教会へ行くことにした。実は今日の午後にお友達からフィーカに誘はれてゐたので、フィーカの後は少し町を散歩してそれから教会へ行けば良いかなと思ったのだが、相談すると同居人は一度家に帰りたいといふ。それでフィーカの後で一度家に戻ることになった。家に戻って少し休むと同居人は急に気分がすぐれなくなって、家で寝てますといふ。あんなに音楽が好きなのに少しをかしい。それでコンサートにはやむなくひとりで出かけることになった。町はあちこちに風船が飾ってあったりどことなく騒がしい。町をあげて文化祭をやってゐる雰囲気であった。教会に着くと、コンサートは ”Konsert DeGeer Pianokvartett” とあって、そのプログラムはブラームスのピアノ四重奏曲とのこと。DeGeer 四重奏団のメンバーとピアニストは以下の通りである。
Victoria Lindström, violin
Nanako Akai, viola
Mikaela Grönberg, cello
Carl Pontén, piano
天井の高い、町の古い教会で聞くコンサートも味はひがあるものだ。ブラームスはピアノソナタを3曲、バイオリンソナタも3曲、ピアノ四重奏曲も3曲作曲した。これらを、揃へたようにみな3曲づつしか作曲しなかったのには何か深い訳があったのだらうか。交響曲は4つあり、ピアノ協奏曲は2曲、バイオリン協奏曲は1曲だ。さういへばうっかりしてゐたが、今月7日はブラームスの誕生日であった。1833年の生まれで、192年前のことである。木戸孝允と同い年である。吉田松陰、大久保利通は1830年生まれ、坂本龍馬、福沢諭吉は1835年の生まれであったことを思ふと意外に新しい。ついでに西郷隆盛は1828年の生まれである。また、ブラームスが亡くなったのは1897年4月3日で、この時、アインシュタインは18歳であった。また、夏目漱石は30歳で、熊本で第5高等学校の英語教師をしてゐた。
ところで、今日のコンサートでは、ピアノ四重奏曲第1番が演奏された。特に終楽章など圧巻の重みがあった。さすが、ブラームスの大曲、初夏の夜のコンサートは十分楽しかった。
