ベートーベンの第九

2020-12-14 (月)(令和2年庚子)<旧暦 10 月 30 日> (先負 辛卯 六白金星) Sten Sixten   第 51 週 第 26239 日

 

いつもラジオをつけっ放しにしてゐる。音楽に慰められることが多い。普段は慰められるなんて意識しないのだが、コロナのせいか、この頃それを意識することが多い。今の季節はクリスマスやルシアの歌も多く、それにも慰められるが、今年はベートーベンの生誕250周年であることもあって、ベートーベンの曲もよく耳にする。今年の冬ほど、作業の手を休めて音楽に聞き入ることはない様な気がする。ベートーベンの曲で僕の好きなのはまだ若かった頃によく聞いたピアノトリオの「大公」とか、弦楽四重奏曲「ラズモフスキー第3番」だったりするのであるが、これらはあまりかからない様である。だが、なんと言ってもベートーベンといへば交響曲であると思ふ。普段はテレビを見ないのだが、今日は偶然に SVT play で「ベートーベンの第9」といふ番組を見た。ドイツで昨年 (2019) 製作されたドキュメンタリーで、上海、大阪、バルセロナコンゴ民主共和国などの取材をもとに構成されてゐた。日本からは佐渡さんの1万人の第九も入ってゐた。楽しい番組で、第九の素晴らしさを改めて感じたことであった。この番組はスウェーデン国内であれば来年6月30日まで見られるが、日本で同じ番組の日本語版が見られるのかなと思った。

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今日の写真は同居人提供