靄の夜道

水 旧暦 6月25日 赤口 乙亥 一白水星 Brynolf V33 25026 日目

今日はまた一つ秋を感じた。用事があって同居人と自動車でストックホルムへ行った。お昼に家を出た。ワイパーを間欠運転する程度の雨であったが、夕方には晴れた。帰りはいつもと違ふ道を少し走った。いつの間にか、夜が暗くなってゐた。そればかりでなく、畑の近くでは地表に沿ふ様に靄がかかって、止まってゐる様な、横に流れてゐる様な、幻想的風景である。濃淡あって、それが道路にかかると前が見えなくなって危ない時もある。まるで飛行機で雲の中を飛んでゐる様な錯覚を起こす。この靄が出る様になると秋なのだなあと思ふのである。

ストックホルムでは孫にも会ひに行った。色々な事情で行くのがしばらくぶりになったが、どうもこちらの顔を忘れては居ないらしい。それでも甘えん坊でよく泣く。細切れにした野菜などは食べられる様になった。よく食べてよく寝るので安心した。