東京のお花見散歩

月 旧暦 3月14日 仏滅 丁卯 七赤金星 Ingvar Ingvor V15 24898 日目

同居人と一緒に朝故郷の家を後にして、今日は東京で一泊。老いた身にも東京の街には惹かれるものがある。いつもは東京に来ても、何か決められた予定をこなすだけで時が過ぎたり、でなければただ街を横目に通過するだけで終はったりする。何も予定を入れずにぶらっと東京で過ごすのも良くはないかと、今日は自由時間の一日を東京で過ごした。東京に着いてからは、同居人とは別行動。僕の方は昔の友達と連絡が取れてあったので、一緒に東京を散歩することに。東御苑散歩などどうかと思ったのだが、行ってみれば月曜は休園日。それで内堀沿ひに馬場先門から大手門、気象庁前、竹橋、平川橋と歩き、国立公文書館へ入って見た。「誕生日本国憲法」展をやってゐた。僕が生まれるほんの数年前、敗戦から立ち直らうとする日本の動きの生きた資料展示を見て、胸が熱くなる様な心持ちがした。その後は、千鳥ヶ淵方面へ満開の桜の中を散歩した。近衛師団庁舎のあたりには歴史上の人物の銅像も多い。なほも歩くと、やがて目の前に武道館が現れた。すぐ隣は田安門。続いて靖国神社境内能楽堂付近の標準木を見る。その後、二松学舎のカフェに入って見たかったのだが、閉まってゐたので、市ヶ谷方面に歩き、そこで酒を飲みながら談笑。楽しい一日であった。なほ、友達の一人はブロガーで、今日の様子は既にそのブログに出てゐた。「銀杏(いちょう)の並木道」といふブログの、「お花見散歩」といふ記事です。

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