ファーストアドベント

日 旧暦 10月28日 先勝 癸丑 二黒土星 Astrid Asta V47 24752 日目

まだ11月であるが今日の日曜日はファーストアドベントで、クリスマスを感じさせる季節の始まりとなった。あちこちの窓辺に幸福の象徴の様な灯りがともる。少し風が吹いて寒い一日であった。同居人は午後から近くの教会へ行って何やらお手伝ひをして、礼拝にも出て暗くなってから帰って来た。日の暮れるのも早い。イルミネーションがなければ気が滅入りさうな天候である。僕は掃除をするのはあまり苦にならないのだが、それでも夕食を済ませてからの時間帯にはとても掃除を始める気にはなれない。やるとすれば昼のうちだ。今はせっかく健康で自由な時間が与へられてゐるのだから、何か生産的なことをしたいのだが、机に向かっても何をする気も起こらない。もし部屋が綺麗になれば何かする気になるかなと思って、大抵掃除から一日を始めるのだが、掃除が終はると疲れてしまってやはり何もする気が起こらない。さうして、一日の終はりには次の様に呟く「人生において大事だと思ってることの九割はどうでも良いことだ」。これはやはり、日照時間が短いことから来るのだろうか。