生活単位は通貨単位

土 旧暦 11月13日 大安 己卯 七赤金星 Alfred Alfrida V1 24070日目

昨日書いた生活単位と言ふものは、ただ単にそれを集めるだけでは励みにならない。それを家庭内だけで通用する新しい仮想通貨として流通させたら如何かと考へた。例へば食事の準備をして貰ったり、洗濯をして貰ったり、足の爪を綺麗にして貰った時などは、それぞれに応じてその分の生活単位を同居人の口座に振り込むのである。トランプで負けた時もその分を生活単位で支払へばゲームも真剣になるかもしれない。ただし、新しい通貨であっても、紙幣の印刷・発行はしない。「お肩叩きクーポン券」なども発行しない。機械上だけに流通する通貨である。さらにこの通貨は暗号化する必要も無く、振込に手数料もかからない点で夢の様な通貨であるが、ただ、町で買ひ物はできない。だが、かうした通貨を考へることで、毎月の家庭内総生産を高めると言ふ目標も生まれる。生活単位が赤字になることも無論予想されるが、その場合でも赤字家債を発行して生活単位を流通させることは家法で禁じて措く。これが今年の僕の初夢である。