魚はどこへ行ったの

日 旧暦 7月19日 先勝 癸亥 四緑木星 Lovisa Louise V34 23574日目

海水温上昇のせいで、サンマが取れないらしい。築地市場に入荷の無い日もあると新聞(日本経済新聞)に出ていた。「目黒のさんま祭り」にも影響が出るのではないかと心配されている。北海道の函館では捕獲したスルメイカが海水温の高いことに耐えられず、漁船のいけすで死ぬ例が報告されている。しかるべき季節に、しかるべき魚が市場に出回らないとなると心配である。海水温暖化をどうやってくい止めるかは地球規模で大きな課題であると思うが、トラフグやクロマグロに至っては未成魚を乱獲したせいで絶滅が危惧されているという。このようなことが重なって、もしもある日突然、食卓から魚が消えたらどうしよう。お寿司屋さんへ行っても、カッパとかなすとか玉子しか食べさせてもらえなかったらどうしよう。大きな魚は小さな魚をえさにして生きる。小さな魚はプランクトンをえさにして生きる。自然界に循環するそういう生態系のバランスが崩れているのだろうと思う。世界中で絶滅が危惧される種がどんどん増えているのに、ただ人間だけは数が爆発的に増加して、先進国では寿命も延びている。こう人口が増えると地球はもう持たないんじゃないか。恐ろしいことが起こらねば良いが。