日 旧暦 6月7日 赤口 辛巳 一白水星 Folke Kristi förklarings dag Kronprinsessans födelsedag V28
現代はロボットの時代である。僕たちの身近にも既に実用ロボットが散見されるようになった。今後はますますロボットの時代になるだろうと思う。飛行機、船、電車、自動車なども自動操縦される時代が来るだろうと思う。今の僕たちは大事な操縦をロボットに任せて大丈夫かと心配するが、その信頼性が高まると、逆に人間の手で操縦させて大丈夫かというような心配をする時代が来るかもしれない。原子炉の運転なども自動化が進むだろうと思う。ただ、どんな方策を講じても、絶対安全はありえない。全電源喪失した場合にロボットはその危機を認知できても自ら対策を講ずることはできないからだ。全電源喪失は飛行機でも起こりえる。飛行機にせよ、原子炉にせよ、絶対安全へ向かっての努力はうまずたゆまず怠ることのできない永遠の課題であるが、一方で、事故はいつか必ず起きるものであるという覚めた目を持つことも大事であると思う。それは事故を肯定するのとはまた違った考えである。神様から見れば人間の築いた安全の砦を破壊することなど赤子の手を捻るようなものかもしれない。さらなる災害が人間の築いた文明を破壊する運命がこの先待っているかもしれない。けれども僕たちは懲りずに前に進もうとしている。僕たちはあと戻りできない時代を生きている。
