ロシアで隕石落下

金 旧暦 1月6日 赤口 壬子 四緑木星 Sigfrid V7 23383日目

ロシアに隕石が落ちた。星降る夜と言えばロマンチックだが、本当に星が降ってきたら恐ろしい。すさまじい衝撃でガラスが飛散しけが人も多く出た。大変なショックで町は一日中パニックであったようである。黙示録をふっと連想するような光景である。もしも東京のような大都会に隕石が落ちたらどうなるだろう、もしも原子力発電所を隕石が直撃したらどうなるだろうという想像がよぎる。想定外という言葉を使ってはいけないと平気で人は言うが、あらゆる場合を想定することは不可能だ。例えば、地球が吹っ飛ぶような巨大隕石が突入して地上の生物が全滅しても、なお安全であれと人は言えないはずである。絶対安全はありえない。どこかに起こりうる事象の想定線をひかなければならない。与えられた運命を謙虚に受け止めなければならない。そのことに気づかずに想定外を禁じ、絶対安全を求める正義は僕の目から見ると傲慢である。