理系数学難問集

木 旧暦1月25日 先勝 丁未 八白土星 Julia Julius V07 23018日目

仕事先には昼食を食べる部屋がある。その部屋のテーブルの上にいつからか一冊の本が置かれている。どんな本かというと、理系数学難問集である。誰がいつから置いたものかは知らないが、何となく気になっていた。いつもは弁当を食べる時間もそこそこに仕事に戻るので、その本を手に取ってみる時間もないのだが、今日パラパラとくってみた。自分に解くことのできる問題などひとつもないと思うのだが、ひとつだけ問題を覚えてホテルに戻った。簡単な算術でもやってみるとボケ防止に良いらしいから、それなら難問に挑めばもっと効果があるんじゃないかとも思う。それにしても、なんだか懐かしい気がした。高校時代は大人になれば勉強しなくてよくなるんだからどんなに良いだろう、早く大人になりたいなと思っていた。しかし、今にして思うと、高校時代はこんな問題さえ解いていれば良いのだから、高校生って良いなあと思ってしまう。人間とはまことに勝手な生き物である。