節電の夏

月 旧暦4月7日 仏滅 甲子 四緑木星 Reidar, Reidun Europadagen V19 22735日目

中部電力が首相の要請を受けて浜岡原子力発電所を全面停止することを決めた。発電所は停止しても、燃料プールには使用済み燃料が残るであろうから、この決断によって安全度が客観的にどれくらい良くなるのだろうか。かねてから僕は原子力発電所は太平洋側に置かない方が良いという考えであったので、これはこれで意味ある決断であるとは思うが、夏場の電力需要のピークを乗り切ることができるのかどうか、心配である。「皆さん、節電しましょう」と呼びかけるだけではだめだと思う。各家庭の遮断器を、これまで30A容量であったところは20Aに、20A容量であったところは15Aに置き換えるなどして、家庭内で生じた需要の増加分があれば、その家庭内だけ停電するようにしないといけないのではないか。そうすると、電子レンジを使う間はテレビを消すとか、きめ細かい節電ができるようになると思う。