海に向かう放射能

土 旧暦 2月29日 赤口 丁亥 三碧木星 Gudmund, Ingemund V13 22696日目

福島第一原子力発電所から漏れる水が海に流れ出し始めたというニュース。放射線汚染を食い止めようとする攻防戦はまた困難な課題を抱え込んだ。東日本大震災はこの福島第一原子力発電所の事故さえ誘発しなかったら、もっと復興への見通しが立ちやすかったのであるが、本当に大変なことになっている。世界中が福島を注目している。フランスやアメリカからも技術的な支援が来ている。設備が破壊されても、瓦礫となって捨てるだけで良いなら話は簡単であるが、もう発電をしてくれない設備を収拾させる為に毎日大きな出費がかかっている。農家への補償なども含めて一体どれだけの損失になるのだろうか。電気は足りない、生産は落ちる、農業もできない、旅行者も来ない、仕事がない、日本の生産力は長期にわたって低迷するのではないかと思う。それでも、もしかすると、凶悪な犯罪は減るかもしれないと思う。