気象通報

木 旧暦 8月2日 先負 壬戌 五黄土星 Anita, Annette Judiskt nyår V36 22493日目

今でもNHKラジオ放送では気象通報をやっているらしい。日本へ行ってもラジオのAM放送というものを殆ど聞かないので、自分の耳で確かめたわけではない。まだ高校生だった頃、僕は気象通報を聞くのが割と好きであった。「石垣島では南よりの風、風力3、天気晴れ、、」と言う風にアナウンサーが各地の気象状況を読み上げるので、手元に天気図の用紙を用意しておいて、スピーカーから流れてくる通りに地図上の各地に風向、風速の矢羽やお天気記号を書き込んでいくのである。手早く書かないとアナウンサーの読み上げる速さについていけない。最後に寒冷前線温暖前線の位置も教えてくれるので、それを結んで、さらに等圧線を書き込んで出来上がりである。こういう作業が、僕は結構好きであった。今はもうやろうと思っても出来ないだろうと思う。今はテレビやインターネットで天気図が出るので、ラジオの気象通報を頼りにする人の数は少ないだろうと思う。それでもこういう前時代的な天気図の書き方が今も残っているのがうれしい。災害時などには古い方法の方が威力を発揮するかもしれない。