罵り言葉あれこれ

土 旧暦 4月23日 友引 丙戌 八白土星 下弦 Bo Världsmiljödagen Danmarks grundlagsdag V22 22397日目

「何を言われたって平気さ」と思うこともある。「マイペースで行くさ」と思うこともある。けれども実際にはひどいことを言われれば気になって仕方がないのが普通の人間の感覚というものである。また、そうであればこそ、何気ない言葉に慰められもするのである。では、相手を思い切って言い込めたい時、どんな言葉をつかうのが効果的だろうか。子供の時は色々な言葉を惜しげもなく相手に浴びせかけた。「アホ」、「バカ」、「マヌケ」、「キージルシ」、「オタンコナス」、「オタンチン」、「イカレポンチ」、、いろいろあった。面罵の言葉にも時代の変遷があるらしく、この頃の子供たちの表現は「死ね」とかすごいことになっているらしい。ものすごい言葉のインフレをおこしている。言葉の応酬ではなく、一方的通告である。かつては使ってはいけないよと言われていた言葉を逆に使って見たらどうだねと奨励したくなるほどである。外国人に向かってののしりたい時はどうすればよいだろう。その国のお国柄によって、こう言われてしまっては名誉に関わるという言葉がある。例えばやんわりと「それはフェアーじゃないよ」と言われればズシリと響く国の人もある。国別にやっつける効果のあがる言葉を日頃から研究しておけばいつか何かの役に立つだろう。日本人の場合はどうだろう。「薄情なやつだね、お前は」と言われるのが一番ズシリと来るものと思っていたが、最近の日本では事情が違うかも知れない。寅さんが生きていたら何と言うだろう。