鳩山総理辞意を表明

水 旧暦 4月20日 大安 癸未 五黄土星 Rutger Roger V22 22394日目

鳩山総理大臣が辞意を表明した。長続きする政権ではないであろうという予想は以前からあったが、その予想が本当になってしまった。そのような予想は総理自身の内に誰より強くあったかもしれない。現代の日本は多くの課題を抱えていて、誰が総理大臣になったとしても解決の妙案があるわけではない。誰がどんな指導性を発揮しても結果は必ず批判されることになっているのである。そうであれば、頻繁に政権交代を繰り返すのではなく、ともかくも政治の安定した国をめざして欲しい。総理大臣の在籍期間は最近とみに短いのではないかと思う。それだけ宰相の仕事は過酷なものかもしれないが、「ともかくやるだけやってみてだめだったらやめれば良い」という気持ちで指導者になって欲しくない。「いざとなったらやめることで責任をとれば良い」などと思わないで欲しい。これからの時代に長期政権を実現できるような人材などいないような気もするが、政権の安定は一国の信用であると思う。