受難の週

木 旧暦 2月17日 赤口 辛巳 六白金星 Harald Hervor Skärtorsdagen V13 22332日目

復活祭は春分の後の最初の満月の次の日曜日と決まっている。それで年によって、3月になることもあれば4月になることもある。何故、そこに「満月の」という条件が入っているのかよく知らないが、このことがあるために、その満月とはすなわちわが国の旧暦で言えば、「そのきさらぎのもちづき」になることが多い。それで釈迦入滅の日とイエスキリスト受難の日とは季節的に非常に近いことになる。実際今年も、一昨日が釈迦入滅の日であり、明日がイエスキリスト受難の日である。聖者は、生命のあふれんとする季節に逝ってよみがえる。万物は流転し、諸行無常は復活とひとつのものであるという風に僕には思われる。