お部屋の暖房

日 旧暦 9月15日 大安 庚戌 二黒土星 Allhelgonadagen Söndagen e.alla helg.d. V44

スウェーデンの多くの住宅で見かけるように、わが住むアパートにも、各部屋にエレメントがある。エレメントの中にはお湯が通っていて、そのせいで室内は冬でも暖かい。地域暖房といって、お湯はまとめて工場で沸かされて、各家庭に配られる。それで家には暖房や給湯を入切するスイッチが無い。家に帰ると既に部屋は暖かいし、お湯はいつでもすぐに出るので快適である。地域暖房の無い地域では家屋ごとにヒートポンプを設けているところもある。夏の間はエレメントの表面に触れても冷たいままだが、秋になると触るとほんのりと暖かくなる。ところが、最近、わが住むアパートの部屋の西半分のエレメントが冷たいままである。それで同居人が管理会社に連絡してくれて、数日前に人が修理に来た。配管の元弁があるのは押入れのような部屋の床下で、その床を開けるためにものをどかすなど、ちょっとわずらわしかった。どこがどう悪かったのか分からないが、ともかくその後はエレメントがほんのりと暖かくなった。ものを押入れに戻す作業も完了してやれやれ。寒がりの僕はこれで一安心である。これからどんな寒さの冬が訪れるのだろうか。