食事の時間

日 旧暦 8月16日 大安 壬午 三碧木星 満月 Frans Frank Den Mikaels dag Kanelbullens dag V40 22153日目

週末に同居人が日本から帰って来て、それに今日は娘もストックホルムから来たので、家は急に賑やかになった。スウェーデンにひとり暮らしたこの二週間は、静かであった反面で結構忙しかった。日本にいると一人暮らしをしてもさほど忙しいと感じない。というのは、日本では、弁当や、すぐに食べられるものがコンビニに並んでいるから食事に時間がかからないからである。こちらにいると、毎日、自分で何か食べるものを作らねばならぬ。スーパーの閉まる時間までに家に帰って来なければならぬ。大したものは何も作らないし、自分に食べさせるだけであるから簡単に済ませるのであるが、それでもいくらか食事に時間がかかってしまう。しかし、考えてみると、食事の時間は人生の中で重要な時間である。きちんと手をかけて食事を準備してこれをいただくということは、かなり重要な生活の基本であると思う。忙しさにまぎれて食事の時間を軽んじて、外食で済ませて皿洗いもしない生活のかたちというのは、人間の生きる基本から見ると、間違っているのかも知れないとも思う。