緑三長寿会第四回作品展

土 旧暦8月28日 大安 庚午 九紫火星 Dagmar Rigmor V39 21781日目

昔の友達のグループから一緒に出かけないかと誘いを受けていて、しかし今の時期に日本に滞在できるかどうかも定かでなかったので、申し込まずにいた。その当日が今日と明日で、結果から言えば日本に居ることができたのであるが、結局休ませてもらった。たとえ遊びであっても、楽しみな行事であっても、あらかじめ予定を入れるということは負担である。そう思うのは年をしたせいかもしれないが、ひとつにはこのところ週末を殆どゆっくり休んでいないせいもある。何の予定も入れないでおくことが休日の本来のあり方である。誘ってくれた友達に悪かったし、無論みんなに会いたい気持ちもあったが失礼した。久しぶりに朝のプールでひと泳ぎした後、少し横になったが、お昼ごろ急に思い立って、母を訪ねた。いきなり尋ねてくるものであるから、勝手な話で向こうも迷惑かもしれないが、その辺は肉親の気楽さである。姉夫婦とも久しぶりで会った。近所の公民館のようなところで作品展が開かれていたのでちょっとだけ一緒に見に行った。お年寄りの和気藹々の会場で、初めてお目にかかる人たちばかりであった。畳の上で幾度となくお辞儀の譲り合いをして日本を感じた。出品されている作品が、盆栽あり、書道あり、工芸品あり、縫物あり、写真あり、多岐にわたっていて、どれも丹精こもっていて身近な文化を知る思いであった。スウェーデンの老人もむろん趣味の世界を持っているが、地域の皆が自分の作品を持ち寄ってこのような作品展を開くのはきわめて日本的である気がする。