飛行機と鳥の衝突

水 旧暦7月13日 先勝 乙酉 九紫火星 Kaj V33 21735日目 16℃

これも地球温暖化の影響であろうか、鳥の生態系の変化とも関連するものか、鳥と飛行機がぶつかる例が日本の空港で増えている。昨年は1320件も報告された。特に増加の著しいのは羽田空港で、前の年が54件であったのに対し、昨年は172件あった。およそ二日に一回の割合でおきていることになる。鳥がエンジンに巻き込まれれば、安全上に直ちに問題はなくとも、タービン内の掃除などで費用がかかるであろう。過密スケジュールでその手入れが入念でなくなるといつかエンジン停止を招かないとも限らない。スウェーデンではどうかというと、逆に衝突が減りつつある。2005年の227例をピークに、2006年は200件、2007年は127件と減ってきた。羽田空港だけで、スウェーデンの全空港でおきる鳥と飛行機の衝突件数を足し合わせたものよりもたくさんの衝突がおきているのである。鳥が衝突しないようにする案はいくつかある。鉄砲の音を響かせるのも一案であるが、鳥が学習すると、あの機械は音だけであると、やがて気づいてしまう。鷹を放って鳥を追い払う手もあるそうだ。もっと進んだ方法としては鳥の嫌がる波長の光を放つことも考えられるという。今日のブログは NyTeknik という新聞を読んで書いた。