町の警報システム

月 旧暦4月29日 友引 癸酉 九紫火星 Rutger Roger V23 21662日目

町の空に警報が鳴り響く。ちょっと怖い話であるが、異常事態が起きると警報が鳴るシステムがある。僕がスウェーデンに来た頃は、シグナルの鳴り方にも何種類かあって、それぞれで対応の仕方が異なっていた。その中には敵機来襲の空襲警報まであったので、時代錯誤のようで驚いた記憶がある。でも今は1種類の警報だけが鳴る。7秒間音が続いて14秒やむ、それが繰り返される。この警報を聞いたら、お家の中に入ること、窓や戸を閉めて換気を停めること、ラジオをつけて詳しい情報を聞くこと、という風に教わっている。危険が去ると、30秒ないし40秒の長い音が続く。それを合図に外に出ても良いことになっている。こんなことを書いたのは、今日がその警報のテストの日であったからである。3月、6月、9月、12月の第一月曜日の午後3時に警報がテストされることになっている。日本にはこのような警報システムは無いのではないかと思う。朝夕のチャイムが鳴る町が多いから、全国共通の警報音も決められていても良いかもしれないと思う。