日本の歳時記

土 旧暦2月22日 大安 戊辰 八白土星 Jonas, Jens V13 21600日目

小学館ウイークリーブックとして、日本の歳時記という雑誌が創刊された。創刊記念特別定価190円ということであったので買ってみた。俳句にまつわる記事が美しいグラビアと共に満載されている。これから一年にわたって毎週発行されるらしい。各号にはタイトルがつけられていて、例えば、創刊号は「桜咲く」、第二号は「春の雨」、第三号は「春深し」、、という具合である。全50巻。タイトルを追いかけてみるだけでも、日本の四季の移り変わりが意識によみがえる。季節は一週間で微妙に変わっていくものである。そのアナログ的な変化を一週間という間隔で切り取っていく試みは面白いと思う。最近は植物や動物にじかに触れる機会も少ないので、その解説もありがたい。それにしても、俳句関連の雑誌はたくさんあるのに、その上にこのような雑誌が刊行されること自体、日本の俳句人口の層の厚さを示しているようである。十七音しかない俳句。五十音しかないひらがな。その組み合わせから、やがては作品が飽和してしまうのではないかと思うほど、俳句人口は多い。その組み合わせの第一句。

あああああ あああああああ あああああ

季語が無い。困った。