ストックホルム渋滞税

水 旧暦7月24日 赤口 壬寅 一白水星 Adela, Heidi 21393日目 4.5℃

わが町ニショッピングと茨城県大洗町が昨年姉妹都市になったことを受けて、大洗町の方2名が来年の企画の下見のためにスウェーデンに来られた。その2人は昨夜着いて今日はストックホルムを見学する日であるので、僕が案内を買って出た。レンタカーを借りてストックホルムのホテルに行った。ストックホルムに出入りする車両には税金が課される制度が8月から始まっている。八方から町に出入りするそれぞれの道路に関所がある。車を一時停止させるわけでなく、走る車のナンバープレートを写真撮影して、データベースからその車が環境適合車であると分かれば課金されないが、そうでない大抵の車は課金される。あらかじめ登録してある車は自動振込みで銀行口座からお金が引かれるが、登録されていない車の場合は売店などで自分で数日以内に払うようになっている。課金される額は通過時刻によりまちまちである。一日に何度も出入りする場合は日額最高60クローネを払えばよいと決められている。レンタカーを借りる時、渋滞税をどのように払えば良いのか聞いたら、この車は登録されていて自動振込みになっているので、レンタカーの代金に含まれていると考えて良い、ということであった。この制度が導入されて一月以上経つが、自分で試してみるのは今日が始めてである。そのような渋滞税の負担があるにもかかわらず、道路は混雑した。それでもこの渋滞税は思っていたほど多くの収入を道路公団にもたらさないらしい。そのために道路計画が遂行できない、というようなことが最近の新聞に出ていた。

いわしぐも のろき車の 窓の外