ふとんの中

一日中ふとんの中にいてダビンチコードを読んだ。映画になることを前提に書かれたような本である。宗教と美術とを扱って面白いが、実在することに連想を働くようにしかけたやり方にあまりいい感じがしなかった。物語の仮説が大胆すぎて、不快を感じる人もいるかもしれないと思った。疑ってみることと信じることのバランスのとり方の難しさを感じたりもした。途中テレビで相撲を見た。魁皇白鵬に最初勝ったかに見えたのに、軍配は白鵬にあがった。物言いがついて取り直しになったが、二度目は力なく負けてしまった。勝負は結果かもしれないが、今日の白鵬の勝ちはラッキーな勝ちと思う。