小雨のクリスマス

月 旧暦 11 月 8 日 赤口 丙戌 五黄土星 Juldagen V52 25157 日目

今日はやっと布団から起き上がった。この3週間の間には何人かの方とお会ひする約束もあったのだが、皆キャンセルさせていただいた。ノーベル賞もルシア祭もクリスマスもあったものではなかった。おまけにコンピュータートラブルまであって散々な12月であった。だが、コンピューターはどうやら見通しが良ささうなので、今ここを乗り切ればまた元気になれさうな気がする。若い時は仕事優先の生活であるから、私的なことの予定を先々とは立てられなかった。老いれば仕事をしなくなって、予定を先々と立てて構はないのだが、健康上の理由でなかなか予定通りいかないことも多い。そもそも予定表に何かを書き込むこと自体、今にして思へば結構エネルギーの要ることだ。相手のご都合を伺ったり場所や時間を決めたり、自分に熱意がないとできないことだ。それでも今の老人は皆元気だなと思ふ。昔、「若者よ 体を鍛へておけ」といふ歌があったが、今や年寄りの方が、右も左も、やれ有酸素運動だとか登山だとか言って、自ら鍛へてをる。良いことなのだらうが、ちょっと違和感もある。弱い人間の僻みか。僻んでばかりゐられない。自分もやれば良いのだ。もっと素直にクリスマスを祝はう。メリー・クリスマス。