どっこいヒヤリのM8.1

日 旧暦 4月14日 大安 丁未 二黒土星 Petronella Pernilla Heliga trefaldighets dag Mors dag V22 24219日目

日本時間30日20時23分に、小笠原諸島西方沖の深さ682kmを震源とする M8.1 の地震が発生した。日本海溝を南に辿り、伊豆・小笠原海溝に沿った地点である。規模の大きな地震であったが、地下深いところで起きた地震津波を引き起こさないらしい。その点では幸運であったが、ドキリとさせられるニュースであった。神奈川県二宮町で震度5を観測した他、47都道府県のすべてで震度1以上を観測したといふことも、僕には不気味に感じられるが、これも震源が深かったことによるものであるといふ。都心では高層ビルなどでエレベーター停止が相次ぎ、エレベーター管理会社はその夜多分てんてこ舞ひであったと推察されるが、免震技術を採用した最新ビルでもエレベーターが停止したのかどうか、教へて欲しいところである。エレベーターが停止した建物マップをネット上で公開すべきではないか。いざとなると、倒壊しなくても高層ビルは危険だ。揺れの大きさによってはエレベーターが復旧するまでに何日もかかることもありうるのではないか。さうなるとそこに住む人は、その瞬間にどれだけの水と食料を自宅に備蓄してあったかで生存可能性が分かれる。家に備蓄を置かずに、その都度コンビニで必要量だけ買ふスタイルは、あまりにも災害に弱い。大災害では流通もまた何日間も麻痺するものと思ふ。