アメリカの中間選挙

水 旧暦 閏9月13日 先負 庚辰 八白土星 Eugen Eugenia V45 24011日目

アメリカで中間選挙があり、民主党が大敗した。過激組織「イスラム国」やエボラ出血熱の対応でオバマ大統領が指導力を発揮出来なかったことが敗因らしいが、その様な問題は誰が指導者であっても同じではないかと僕は思ふ。むしろ、国際間に起こらうとする緊張をなだめて、極力世界に平和を取り戻さうと努力する意図を僕は感じて来た。それが見る人によっては指導力不足と映るのは残念でならない。この先アメリカが共和党の主導する時代に入れば、貧富の差はますます拡大し、世界平和も遠のくことになりはしまいかと、僕はそのことを案ずる。一方でヨーロッパではEUから離れようとする動きがあちこちで見られる。せっかくひとつになったヨーロッパだけれども、難問は山積み。結局、人々は自分の暮らし向きさへ良くなるなら、ヨーロッパはひとつでも良いし、バラバラでも良いと感じてゐるように見える。ここでも何か世界が平和へ向かふのと反対の動きを感じる。地球のあちこちで、現状のままではいけないと感じる人が多く、表面的により良い解決を探りながら、結果的により悪い選択に陥って行く様な気がする。それが目に見えない大きなうねりであれば、誰もそれを押し止めることができないのだらう。