GPS補完衛星「みちびき」

日 旧暦 8月5日 赤口 乙丑 二黒土星 Åsa, Åslög 15de.tref. V36 22496日目

GPS補完衛星「みちびき」が打ち上げられた。今回もH2Aロケットは見事に打ち上げに成功した。ニュースによると、これまでのGPSアメリカの衛星を利用していて、それに頼っていると山間部などで電波がさえぎられる弱点があるのだという。今までGPSを利用して来た人はただで電波を使わせてもらってきたということなのだろうか。そのせいかどうか知らないが、これまでのGPSの誤差は10メートル以上もあったそうである。アメリカが軍事用に使っているGPSは数センチの精度であると聞いたことがある。民間でももう少し精度の良いGPSが求められていて、それで今回、日本で初のGPS衛星が打ち上げられることになった。これは静止衛星ではないので、結構早い周期で地球をぐるぐる廻っているのであろうと思う。GPSは少なくとも3個の衛星からの電波を同時に受信しなければ位置を決められないらしい。一度打ち上げるとその衛星の寿命は何年あるのかも分からないが、ともかく、2機目、3機目、、、と打ち上げねばならない。ところがそれにはお金がかかって、財源をどう充てるか難しいのだそうである。こういう方面には、どんどんお金をつぎこんで良いのではないかと僕は思う。あるいはカーナビやGPSの利用者から、毎月、衛星保守費用を徴収したって良いんじゃないかと思う。電波を暗号化して、会費を払っている人には高精度の情報を提供するという案はどうだろう。殆どの人は、会費を払うくらいなら、精度が悪くてもただの方で結構です、となってしまうだろうか。