補聴器

金 旧暦 10月4日 先勝 己巳 一白水星 Elisabet Lisbet V47 22200日目

この夏ごろから補聴器をつけるようになった。補聴器をつければ音が大きく聞こえるのかと思っていたが、さにあらず。周波数の高い部分がよく聞こえるような細工がされている。めがねの場合は、遠くの景色を見たり、手元の新聞を読んでみたりして、度があっているかどうかをすぐに自分で試すことができるが、補聴器の場合は自分でテストするのがむつかしい。それでも調子は良いように思う。補聴器にプログラムモードがあったり、ヘッドフォン無しで電話を受けたり音楽を聞くことの出来る機能まで付いている。なかなかのハイテク商品である。社会保険の適用が効くかもしれないというので、申し込みを出してみたが、最初は却下されそうな返事が来た。それでも状況を書いて出しなおしをしたら審査に通って、かかった費用の全額を保険で負担してもらうことが出来た。非常に高額な商品なので驚いた。さすがは福祉の国スウェーデンである。この国に移り住んで以来、この社会には随分お世話になった。いつか恩返しができるだろうか。