一人ぼっちのプールで

夏休みに入ると何もする気が無くて、昨日は家でだらだらしていたが、今日はプールに行ってみた。同居人が仕事に出かけるお昼過ぎに一緒に家を出てプールまで送ってもらった。よく晴れた日であるが風が強い。日がさしたり曇ったり外の明るさが猫の目のように変わる。雲の動きの早いことが地面の雲陰を見ていても分かる。プールでは外で泳いだ。誰もいないプールは時折吹く風にその水面に静かなさざ波をたてるだけである。50メートルプールをひとりじめした。何とも気持ちが良い。1000メートル泳いだ。帰りは家まで歩いた。1時間かかる。家に帰ってからは「自壊する帝国」をしまいまで読んだ。読後の感想の第一はすごい人がいるなということ。感想の第二は驚くべき史実が隠されていることへの衝撃。感想の第三は現代史を分かりやすく説明してもらったということ、感想の第四は人間は結局どの国でも同じであるかもしれないということ。感想の第五は日本は大丈夫であろうかということ。