自分について語る時

火 旧暦 5 月 27 日 先勝 癸卯 六白金星 André Andrea V28 25353 日目

日本経済新聞の「私の履歴書」は先月は阿刀田高氏が執筆した。その最終回で、「人は自分自身について語るとき、それはつねに自慢話である」と書かれてあった。心の奥の方で、全くその通りと同意せざるを得ない。自慢話をせずにおくことは人徳の第一の要因であるから、もし人徳を保持したいのであれば、自分自身について語ってはいけないことになる。実際、世の中には、己を語らずに静かに世を過ごす人も多いのではないかと思ふ。ブログをつける様になって、毎日書く題材もないものだから、つい自分のことを書いてしまふ僕の心には、阿刀田氏の言葉がちらりと残る。

svelandski.hatenadiary.org