昭和の家

水 旧暦 4月30日 先負 己亥 三碧木星 Ingeborg Borghild V22 23849日目

このひと月あまり、高校時代まで住んだ懐かしの故郷の家に暮らしてみて、ひとりなのにどこか暖かい気分に包まれた。毎日の様に掃除を繰り返したので、その分奇麗になったと思ふ。この間に何人か僕の家を尋ねてくれたが姉夫婦以外はいづれも高校時代の友人である。優しいその人たちは古い家を昭和の家だと表現してくれた。明日はこの家に別れを告げて東京に向かふ。明日の朝食を済ませれば冷蔵庫は空になる。そして出発。新たな気分である。