ディジタルカメラの比較表

水 旧暦 7月7日 先勝 癸卯 六白金星 Östen V35 22114日目

新聞にディジタルカメラのテスト比較結果が載っていた。消費者にとってこのような比較表は参考になってありがたいが、それがどれだけ客観的な評価であるかについては疑問も残る。日本の新聞でもある製品について各メーカー間の比較表が出ることがあるが、特徴の比較を載せるのがせいぜいであって、5段階で評価して数字で優劣を比較したりはしないと思う。ところがこちらの新聞では、もろに数字で評価を出すのである。デザイン、画素品質、容量、機能、価格の各項目について5段階評価している。ちなみに最高総合得点機種は Nikon D90 であった。ディジタルカメラといってもコンパクトカメラではなく、システムカメラというか、一眼レフクラスのカメラの比較をしているのである。もうひとつ驚いたのは、8機種について比較しているのであるが、全機種とも日本のメーカーのものであった。Nikon, Canon(2), Olympus(2), Sony, Pentax, Panasonic である。日本という国はすごいと改めて思った。このような比較表よりも信頼性が高いのは、インターネットを利用してよく売れる機種を探す方法である。消費者の満足度の高い製品は売り上げに奇麗に現れる。製品の良し悪しの評価の差が昔よりも鮮明に分かれて、そしてそれが誰の目にも分かる時代になっているので、製品を開発する会社もなかなか大変であると思う。