税金の調整償還日

火 旧暦 5月17日 先負 乙酉 七赤金星 Börje Birger Ålands självstyrelsedag V24 22035日目

サラリーマンにとって給料日は大事な日である。日本では多くの会社で給料日は毎月25日と決まっている。が、スウェーデンでもやはり25日である。給料日は世界的にどの国に行っても共通して25日なんだろうか。違っているのは、日本では給料明細票を会社でいただくのに対して、スウェーデンでは、郵便で自宅に送られてくることである。明細票のことを specifikation とよんでいる。日本の給料明細票は枠の隅のミシンの溝を切り取って開ける時にある種の期待感があってよい。こちらでは普通の封筒に入って来る。日本には天引きの欄がたくさんあるが、こちらの明細票は3行くらいしかない。総額、税金、手取りの3行である。単純でよい。日本でいう厚生年金も所得税も住民税も各種保険も天引きの全てがこちらではまとめて税金という1行になる。スウェーデンというと税金の高い国というイメージがある。実際、消費税などは25%(食品は12%)で、高いのであるが、直接税を比較すれば、日本だって、天引きされる欄を全て集計して税金という1行に置き換えてみれば、相当に税金の高い国になるのだ。その辺に数字のトリックがある気がする。こんなことを書いたのは、年末調整の結果、納めすぎになっていた税金が今日、戻ってきたからである。