新型インフルエンザの広がり

土 旧暦 4月 22日 先勝 辛酉 一白水星 Ronald Ronny V20 22012日目

新型インフルエンザの流行は今日、日本で新たな方向に一歩を踏み入れてしまった。海外へ渡航していない人がビールスに感染しているということである。検査結果がどこまで信頼できるものか僕には分からないが、遺伝子配列の一致ということが確認されたとすればそれを信じるしかない。最近は検査技術もハイテクニックを駆使したものであるから、僕ら素人は常に報告された結果を鵜呑みにするしかない。外国から日本に帰って来た人の中にビールスを持ちながらも症状に現れない人があって、その人のビールスが他の人にうつってインフルエンザが発病したということであろうか。水際で食い止めようにも食い止められない事実を突きつけられたことになる。今のビールスによる症状は比較的軽いようであるからまだ良いが、毒性の強い恐ろしいビールスが将来同じような経路を辿るとすれば、それこそパニックになるのではないかと心配である。新しいビールスがどこまで恐ろしいものであるかの予測も重要なポイントでは無いかと思う。新しいタイプの狼が来ると騒いで、現れた症状は従来のインフルエンザによるものとあまり変わらなくて、数日寝ていれば治るのであればそれほど騒ぐ必要も無いのではないか。スウェーデンでは新型インフルエンザの感染者は今日までのところ3名である。3人目はストックホルムに住む60歳代の女性で、アメリカから帰って来て発病した。のどに痛みはあるものの熱も無く症状は軽いと言う。このような症状が新型インフルエンザの特徴であるとすれば、空港から町に戻った人がちょっとくらい喉が痛かったとしても平気さと思って保健所に届け出ないことも十分考えられる。