賞味期限

火 旧暦9月13日 先負 庚寅 七赤金星 Severin, Sören V43 21441日目

賞味期限表示を改竄してお菓子を売り出す会社とか、売れ残りのお餅を回収してまた新しいお餅にして売り出す会社の存在が明るみに出て、社会問題になっている。この問題は製造する会社の体質の問題であるが、似たような事件が後をたたないのはどういうわけであろうか。まだ食べられるものを大量に捨ててしまうことはもったいない、という気持ちは僕には良く分かる。終戦後の食糧難の時代には考えられもしなかったことが今の時代におきている。消費者から見れば、同じものを買うならば製造日付のなるべく新しいものを買いたいと思う。すると古いものはいっそう売れなくなってしまう。そんなこと、私の問題じゃないと消費者の誰もが思っている。食品の製造会社は、製品が売れたら売れた個数だけを生産するという方法をとらなければ、この問題は解決しないのではないか。なるべくたくさん売れて欲しいという欲張りがもとにあって、それでやみくもにたくさん作りすぎてしまうからこのような問題がおきるのである。食品会社は過剰生産をしない方針を採ってほしい。