ティッシュ・ペーパー

水 旧暦 7月14日 友引 庚戌 八白土星 Justus Justina V36 22121日目

ティッシュ・ペーパーは日本のものと思っていた。地下鉄の出入口などで、人がポケットティッシュを配るのを見かけるのも日本の風景である。またどこの家にも、箱に入ったティッシュ・ペーパーが置いてある。あれは日本が高度成長を始めた頃に家庭に入って来た。ところが、スウェーデンの家庭ではティッシュ・ペーパーがあまり一般的でない。ペーパータオル、紙ナプキンはどの家にもあるが、それらの用途には日本のティッシュ・ペーパーはあまりに薄くて頼りないのである。ところが今日、職場で、箱入りのティッシュ・ペーパーが、アルコールの消毒液の小瓶と一緒に各人に配られた。インフルエンザが流行ろうとするので、まず手を清潔にせよというお達しで、互いに相手にうつらない様に気を配りましょう、というメッセージがあり、具体的な方法を提示されていた。同居人によると、教会の礼拝でも、聖餐式の時、パンを割って分けるやり方が、インフルエンザ対策により、方法が変わったということである。あちこちで細かい対策が立てられているようである。