車検を受ける

2024-11-20 (水)(令和6年甲辰)<旧暦 10 月 20 日>(大安 戊子 九紫火星) Pontus Marina  第 47 週 第 27674 日

 

年に一度の車検を受けてきた。その費用(概算で日本円換算すると9000円くらいか)はあらかじめネットで振り込んであるので、予約した日時に車検場へ自動車を持って行けば良い。遅刻しないように早めに行ったら、30分も前に着いてしまった。検査場に着いたら、スマホで到着したことを知らせる。やがて、何番ゲートに入れと通知が来る。指定されたゲートへ自動車をつけて、あとは検査官に自動車を渡す。検査は15分ほどで終はる。結果は合格であった。僕の自動車は2010年のモデルである。今はもう同居人は運転しないので、この自動車は僕専用の自動車になった。既に古い自動車だが、なるべく丁寧に、大事に乗りたいと思ふ。

朝起きるとうっすらと白い世界になってゐた。地方によっては大雪が予想されてゐる。

 

自動車掃除

2024-11-19 (火)(令和6年甲辰)<旧暦 10 月 19 日>(仏滅 丁亥 一白水星) Elisabet Lisbet  第 47 週 第 27673 日

 

簡単に自動車掃除をした。今朝の気温は氷点下であったが、これから冬になって外気温が氷点下になると掃除がしにくいこともあり、また、明日は車検を受ける予定であるので、今日、自動車掃除をした次第。といっても、家からバケツ一杯のお湯を車庫へ持って行き、そのお湯で汚れを拭くだけの掃除である。洗剤は使はない。日の暮れるのが早いので、早く始めないといけないのだが、結局日没の時間になってしまった。

日没後の薄明

 

もしも戦争になったなら

2024-11-18 (月)(令和6年甲辰)<旧暦 10 月 18 日>(先負 丙戌 二黒土星) Lillemor Moa  第 47 週 第 27672 日

 

郵便受けに「もし危機に陥ったり戦争になったりした場合は」といふおふれの様な印刷物が入ってゐた。スウェーデン語で書かれてあったが、msb.se に入れば英語やその他何ヶ国語かに訳されたものを自分でダウンロードできる。また簡単なスウェーデン語による説明書もダウンロードできる。パラパラと始めの方だけ読んでみたが、戦争になった場合の心得などが書かれてあった。ロシアが近いので、「もし国土が侵略されたら」といふ心配は日本よりもはるかに深刻なのであらう。「もしスウェーデンが攻撃を受けてしまったら、我々はどこまでも戦ふ。「抵抗は無駄だ、平和のためにこの辺で諦めて、戦闘を止めようではないか」などと我々が言ひ出すことは決してあり得ないから、もし、その様な降参を誘ふ情報があったら、必ず偽情報だから信用してはいけない」と書かれてあった。また、スウェーデン人は国内に居ようと外国に居ようと、兵役義務を負ふ。またスウェーデンに住む外国人も兵役義務を負ふ(年齢は16歳から70歳まで)とかなり強い調子の徴兵のお達しである。戦争は兵隊さんにお任せする日本では考へられない。スウェーデンでは平時でも、警報が正しく働くかどうかのテストがある。3月、6月、9月、12月の第1月曜日の午後3時にそのテストがある。高い警報音が空に向かって発せられるのだ。火事やガス漏れがあった時にいち早く住民に知らせるためのものだ。これを聞いたらラジオのP4を聞けといふことになってゐる。警報のなり方によっては、例へば短いパルス音が1分間続くと、それは空襲警報を意味する。警戒が解かれれば、30秒間鳴りっぱなしとか書いてあった。何も国民を煽って戦争に向かはせるものではないと思ふが、どんどんエスカレートすると怖い。住民はみな、ある程度の覚悟を心のどこかに持って生きなければならない時代になってきた。何かの情報に接した時、それは偽情報であるかもしれないと疑ふことも大事であると書かれてあった。それを見分けるには、/それは事実なのか人の意見なのか/なぜその情報があるのか/その情報は誰から来たのか/情報を広める人は信用できるのか/同じ情報が別の場所でも流れてゐるか/それは新しい情報か古い情報か/なぜ今この情報があるのか/などについて自問自答せよとも書かれてあった。

Nyköpings lasarett で

 

大相撲の対戦相手

2024-11-17 (日)(令和6年甲辰)<旧暦 10 月 17 日>(友引 乙酉 三碧木星) Naemi Naima  第 46 週 第 27671 日

 

大相撲九州場所も中日を過ぎた。いつもやや疑問に思ふのは、対戦相手の組み合はせはどの様に決められるのかなといふことだ。各力士の勝ち負けの成績は毎日更新されるので、その日までの成績に応じて対戦相手が決められていく。ずっと先までの対戦相手は決められないわけだ。その一方で、今日の試合が終はった時にはもう明日の対戦相手が誰であるか決まってないといけない。それって結構複雑で忙しい計算になることはないのかなと思ふ。AIに任せたら、きっとうまく決めてくれさうな気がするが、大相撲の世界にはあはないのかもしれない。呼び出しがあったり、行司が軍配を上げる姿は大相撲ならではの雰囲気があるので、いつまでも存続してほしい。だが現代人の中には、複数のカメラを設置して、勝敗は機械が判定することにしてはどうかと思ふ人もゐるかしれない。すると物言ひなどもなくなるわけだ。なんか味気ない。さらには、大関昇進などを決める会議もAIに任せても良いかもしれないが、それも何だか味気ない。やはり伝統的な相撲の行事はどこまでも古式豊かにやってほしいと思ふ。

雲間より漏れる十六夜の月

 

我が人生に悔いあり

2024-11-16 (土)(令和6年甲辰)<旧暦 10 月 16 日>(先勝 甲申 四緑木星)満月🌕 Vibeke Viveka  第 46 週 第 27670 日

 

石原裕次郎の歌に「わが人生に悔いなし」といふ歌がある(1987年、作詞なかにし礼、作曲加藤登紀子)。その生前にリリースされた最後のシングルであるといふ。その歌詞は何となくカッコ良い。それで、人は誰しも、それぞれの人生を振り返った時、この歌にあやかって「わが人生に悔いなし」と思ひたがるんだと思ふ。でもそれって、どこか自分を誤魔化してないかと思ふこともある。「わが人生に悔いなし」と言って自分を励ますのもひとつの生き方かもしれないし、もちろんそんな人たちの生き方に異を唱へるつもりは毛頭ないが、自分の心の奥の方に耳を傾けてみて、「わが人生に悔いあり」と、弱みを認めてしまった方が楽に生きられる人もあるのではないかと思ふ。反省すべきこと、後悔すべきことに蓋をして隠してしまはずに、素直に非を認めることからも明日への希望が生まれることだってあるのではないだらうか。

夕陽を照り返して流れる雲

 

若者たちよ、高齢者だってみな忙しいのだ

2024-11-15 (金)(令和6年甲辰)<旧暦 10 月 15 日>(赤口 癸未 五黄土星) Leopold  第 46 週 第 27669 日

 

昨日の日経の夕刊「明日への話題」に佐々木譲氏が「デジタル・デトックス」について書いてをられた。僕はこの言葉をここで初めて知ったが、言はれることはよく分かった。高齢者として共感できることもたくさん書かれてあった。僕も自分が高齢者になってみて初めて、高齢者とはこんなに忙しい生活であるのかと知った。いや、生きる欲望のレベルを下げれば、もっと暇な暮らしもできるのだが、なかなかそれができない。なかでも大事にしてゐる時間は「生活習慣病を避けるための有酸素運動」の時間で、僕の場合は水泳である。今日も何とかプールへ行くことができた。優先度を上げると言っても、実際にプールに行けるのは週に2回くらいだらうか。この頃は行けば1000m泳ぐことにしてゐる。サウナにも入る。その他の時間は大抵家にゐるので、「お酒を居酒屋で飲む」などといふことは夢物語である。そんなことをすればたちまち家計が破綻する。家に居る時はほとんどコンピュータに向かってゐる。どんな風にコンピュータを使ってゐるのかまとめてみると11項目になった。使用頻度の高いものから並べると、メールの利用、健康データ記入、日記の作成、ブログの作成、家計簿記入、語学の学習、新聞を読む、本を読む、ホームバンキング、購入品の注文、ユーチューブを見る、ことくらいかな。SNS系はほとんど利用しない。こんな風に見ると、現代生活ではデジタル機器の使用を控えよと言はれてもなかなか難しいものがある。では、コンピュータを使はない時間は何をするのか?さっき言ったプールへ行くか、家の周りの散歩か、ラジオ体操か、掃除か、台所片付けか、お灸か、瞑想か、テレビのニュース番組を見るか、平家物語の転写か、ピアノのお稽古、くらいかな。これらのアイテムをフルコースで全てこなす日はない。それどころか、一日中何もせずに寝てしまふことの方が多い。ただくじけずに、目標だけは持って、一日にひとつでもできたら良いぢゃないかと、自分を慰めることにしてゐる。寝てばかりの人間がいふのもなんだけど、高齢者って結構忙しいよね。

飛行機雲と初冬の空

 

大相撲九州場所

2024-11-14 (木)(令和6年甲辰)<旧暦 10 月 14 日>(大安 壬午 六白金星) Emil Emilia  第 46 週 第 27668 日

 

今年も大相撲九州場所が開かれて今日で序盤戦が終はった。ほぼ毎日観戦してゐる。人気大関貴景勝は引退してしまったが、新進の大の里が新大関として頑張ってゐる。昨日は阿炎に敗れたが、それでも勢ひはある様に見受けられる。大相撲は2ヶ月に1回場所が回って来るので、お相撲さんもなかなか忙しいと思ふ。およそ6週間稽古して2週間が場所となる。地方巡業もあるのかしれないし、個人的な用事もあるだらうし、お相撲さんの世界も現代は忙しいだらうと思ふ。

夕空