電気自動車は本当に環境に良いのか

2024-05-23 (木)(令和6年甲辰)<旧暦 4 月 16 日>(先勝 丁亥 九紫火星)満月 Desideria Desirée    第 21 週 第 27494 日

 

ヨーロッパに比べると日本は電気自動車の普及がそれほど進んでない様に見受けられる。ヨーロッパでは政府の方針としてガソリン車を締め出すことが強く感じられるので、そのせいもあってか、電気自動車の普及が進んでゐる様である。しかし、電気自動車はそんなに良いものと頭から決めかかって良いのだらうか。電気自動車を運転する人は「俺の車は二酸化炭素を出さないから環境のために貢献してゐる。少なくとも俺は大丈夫だぜ」と思ひがちだが、バッテリーは充電しなければならないし、その必要な電気を起こすために発電所でどんな風に環境に負荷をかけてゐるかまでをしっかりと把握してゐるかどうかは疑はしい。また、バッテリーは重いので、車両重量が重くなり、その分、従来車よりタイヤの摩耗が激しいといふ話も聞く。摩耗した分は空気中にミクロプラスチックとして浮遊し、大気や海を汚染する。その影響がどれほどになるか、きちんとした調査も必要ではないか。僕は二酸化炭素よりもミクロプラスチックごみによる地球の大気・水の汚染の方が人類に深刻な影響を与へることはないかと恐れてゐる。また、電気自動車のバッテリーも何年かすれば取り替へなければならないが、これもどれくらいの頻度で交換するのか、また、どれほどの費用がかかるのか、気がかりなところではある。日本であまり電気自動車が普及しないのは、単に遅れてゐるといふ言葉では評価できない面があると思ふ。ガソリン車は二酸化炭素を放出するけれども、そのことを意識しつつ、自制のこころを持ちながら長く運用した方が、急いで電気自動車に置き換へるより総合的に見れば良い気がしてならない。

町の郊外の菜の花畑