Göteborg で

2023-03-01 (水)(令和5年癸卯)<旧暦 2 月 10 日>(大安 戊午 一白水星) Albin Wlvira 第 9 週 第 27049 日

 

Göteborg といふ町は、これまで通過したことはあるが、あまり見て歩いたことはない。初めての町の様なものだ。歩いてみると、同じスウェーデンでも Stockholm とは違った雰囲気がある。第一印象は何といっても港町で、もし「ヨーロッパの港町ブルース」といふものがあれば、その舞台のひとつになりうると思ふ。町は運河が入り込んだほとりにあるが、その先は広く北海、北大西洋に繋がってゐる。湖の様に静かな感じのバルト海との違ひは住む人々の性格の形成に影響してゐるかもしれない。お魚を売る長いバンになった自動車も広場で見かけた。歴史的な感じのする建物もたくさん見かけた。他に気がついたことを書くと、トラムやバスがひっきりなしに走ってゐる。歩道のすぐ傍で接触事故を起こさないか心配なところもある。公共交通機関はよく発達してゐる印象を受けた。でも初心者にはどのトラム、どのバスに乗れば良いのか迷ってしまふ。トラムやバスに乗るにもアプリをダウンロードして切符を買ふ。観光旅行にもスマホは必需品で、少しのスキルが要る。ひとつのゾーンの切符を買ふと、そのゾーン内であれば、90分乗降り自由であるようで、それなら仮に乗り間違へてもあまり気遣はなくて良いのかもしれない。さらに自転車を利用する人が多いと思った。うっかり自転車道を歩くと危ないことになる。また、路肩に30分だけ駐車して良いエリアが所々にあって、自動車を運転する人には便利であると思った。市内ではほとんど運転しなかったが、それでもホテルに着いてから少し離れた駐車場へ行くのに最初迷ってしまった。外付けの僕の古いナビゲータはあまり当てにならなくて、スマホGoogle map を援用したりして何とか駐車場まで行くことができた。その後は帰るまで自動車を使はないことにした。

göteborg の町で